永遠の宿屋

僕らやがて忘れてく
すべての昨日

あなたやがて訪れる
すべての今日

いつか僕ら出会う
ひとつの日付

ゆっくりと育ち
ゆっくりと消えゆく僕もあなたも
ずっと残せる確かな何か

言葉かな
思い出かな
なんだろうな

永遠という名の希望を
各々託して生きる今日

つくる何か
描く何か書く何か
踊り歌い演じる何か

永遠はきっと
誰のことを気にするでもなく
ただこんな青空の下寝そべっている
芝生の上で居眠りしている

僕らの笑い声を泣き声を子守唄に
目を瞑り微笑みながら
ただずっと夢を見ている

本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。それは文章かもしれないし、踊って歌った映像かもしれないし、母から受け継いだレシピかもしれないし、子供と映った笑顔の写真かもしれない。永遠がのんびりのほほん宿っているのは、案外そういう場所かもしれない。