眩しいなぁと思って窓を眺める。
午後の光が空と僕を照らし出す。
床に生まれた僕の影。
指先を分かつ光と影。
猫が居眠りしている光の中。
ただ無理をせず、
ただ無茶をせず、
ただこうして居られぬものだろうかと思う青空。
何処かで子供が泣く声が、
鳥達の会話する声が、
同じフレーズを繰り返すピアノの声が、
柔らかい日差しを伝って聞こえてくる、
そんな光の中に居たい。
あなたはどんな光の中に、
居たんだろう。
希望はどんな顔して、
光の中に居たんだろう。
遥か遠くの昼下がり、
僕は一体どんな顔して、
光の中に居たんだろう。
思い出したところで、
きっとそれもほんとは違うだろうから、
まぁいいやって光の中で今笑おう。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。木漏れ日の布団に包まって、芝生の絨毯の上で眠りこける昼下がりに憧れて。