次。
次は何処へゆこう。
次は何をしよう。
次は一体何をするんですか。
次?
考えてはみるものの、
まだ未完の今が広がってんのにそんなに気にしてられないよ次。
手短に端的に、
優雅に軽やかに飛び越えていける今ばかりを選んでしまうのは、限りある今日の呪い。命の呪縛。
誰かの次が気になるのも、きっと僕とあなたの今を比べて悲しく嬉しく虚しく楽しくなりたくは無い、優しい心の仕業でしょう。
例えば次が思い浮かぶのは、今がつまらなくなってきた証拠なんじゃないかとか。例えば次が浮かぶのは、今に慣れてきたからなんじゃないかとか。
未来を考えるのに語らうのに忙しいのも考えもので、だから時折たまに立ち止まって、静かに夢中で未来の自分へ手紙を書くくらいの今が文化が世界がやっぱり丁度いいのかもしれない。なんてね。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。まぁそうはいっても、次へ次へと向かって行きたくなる性分の起業家とか経営者とか僕とかあなたもいますよね。せめて次へ次への病に心が倒れぬように、今このときも心に愛を喜楽を注げるように、風通しよく、心地よく、美味しい紅茶でも、珈琲でも飲んでのんびりせかせか、生きていきましょ。それでは、好い一日を。