冒険者の言葉

泥臭い仕事
下積みと言われる時代
自分の手を動かし頭を悩まし
誰かに連れて行ってもらうのではなく
進んでいこうとする背中
遥か遠くへ辿り着かんとする眼差し

その美しさを
煩雑さを困難を苦悩を
誇れる自分で居たいと思う

その美しさを纒った人を
心の底から尊敬できる自分で在りたいと思う

何かを成し遂げたとて
すぐさま捨てて
またずっと遠くへ向かっていこうとする人

多くを得たとて
すぐさま興味を失い
誇る間もなく次なる希望へ
またずっと向かっていく人

旅する人の魅力とは
冒険者の美しさとは
きっとそういうことなのだろうと思い出す

積み上げたものではなくて
掴み取ったものでもなくて
ただひたすらにその旅を行方を
冒険の道すがらを人生なのだと思っていたい

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。何重にも折り重なった試行錯誤と挑戦の上の、舞台であるということ。スポットライトの光なのだということ。家族への親友への言葉なのだということ。