視点変更苦悩談

支離滅裂なことを言ってしまう程疲れた人を見て、心底「お疲れ様」と思える人は、同じ位に疲れたことのある人だろうなぁと思う。

人って、一度目のことを反省するのが難しい生き物なんじゃないかと思ったんです。どうしても僕なんかは、同じようなことが再び起きたり、似たようなことだよなと思って初めて、一度目の時に自分以外の誰かの言ったことやったことが「あぁそういう気持ちで言ってたんだ」とか「あー、そうしたかったんだね本当は」とか思えることが多くて。

いや、もう少し正確にいうと、同じことを二度ではなくて、同じことを一度目と二度目それぞれ違う視点や立場で見れると、わかることがとても増えるんですよねきっと。

しかもそのわかることの大半が、相手のことだったりするんですよね〜。

これをまた逆手に思えば、「あぁこの人は私のことをわかってないなぁ」というのはつまり、「この人は私と同じような視点に立った経験がないのだなぁ」なわけでもあったりするのかもしれません。

まぁそもそも最終的には、私はあなたにはなれないし、あなたは私にはなれないので、わかる、理解する、なんて本当は殆どの場合「わかったつもり」「理解したつもり」という幻想なのかもしれなくて、だからこそ許し合うこと、許容し合うことをもっと僕等は身につけられたらいいのかもしれないです。

本日も落書きを読んで下さり有り難うございます。相手の立場に立って考えろって誰かは言うけど、そんなに考える力が人類にあったならそもそもこんな感じの世界になってやしないでしょうにと思ったり。あぁ美味しいカレーが食べたいなぁ。