Dawn Lights

光の先にそれがあるなら眩しさに目を瞑ったとて伸ばし続けることができるだろうかこの掌 朝焼けの中歌う星々光の僅かな寝起きをついて船を出した人の強さよ逞しさよ 薄い声はこの世界に響くことなく消えてゆき青い景色がただ僕の心を染 […]

風の言葉

風に生まれを尋ねたとして鳥に行方を尋ねたところで僕等は答えを知る由もなくただ放たれた言葉はやがて空へと帰ってゆく 道端の椅子に腰掛け飲み干した珈琲 通り過ぎていった誰かの後をついてゆく仔猫 同じ格好が揃って歩く平日の昼下 […]