夜中
外に出た時
雪が少し降っていた
その光景を思い出して
あぁ確かに雪が降っていたなと思う僕は
おそらくその時
別の何かに夢中になっていたんだろう
大変だなと思いながら
続けていた作業の最中
ポツリと頭の中で呟いた
「楽しいな」
その声が言葉が
僕の意識へと届いて僕は
「うわぁ」と思わず声を出し笑った
きっと心は
無意識という名の自由な僕は
何に夢中になっていても
何に苦労していたとしても
そんなことお構いないで
きっと今この時も奔放に過ごしている
誰しもの心に宿り
旅する自由な自分自身
そいつを思い出したり従ったり
抗ったり羨ましがったりしながら
僕等はどうやら今日も生きている
どうだろう
あなたはそいつと上手くやれているだろうか
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。新しい個展の準備をせっせとしていた日の出来事たち、話たち。