書旅の話

刻々と進む日々の中
笑い合う今日がある幸せ
友がいる喜び

夜通し書き続けた文書があり
延々と試行錯誤を繰り返し
書いては消しての果てに残った言葉たちがあり

それでも言葉が尽きることは無く
刻々と進む今日の中
再びこうして生きている
書いている
笑い合っている

飛ぶ鳥を眺めては
過ぎてゆく電車を見つめては
進む時間を確かめる今

動く僕等が時間を刻む
彼方から届く言葉が
今日も僕の世界を海の向こうへ広げてくれる

今日も
あなたのおかげで夢へと向かい
情を知り愛を知り
言葉が生まれて生きている

その真実を真実のまま
その素晴らしさを美しさを
そのまま抱きしめられる言葉を僕は探して
果てしなく広がる白紙の世界を
今日も歩いてゆく
旅してゆく

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。書くことは旅することによく似ている。