成人式の日の僕が、今の僕と出会ったならば、どんなことを思うだろうか。点数でいったら六十点くらいだろうか。いや、七十点はくれるだろうか。
なんだか「大変だったね」なんて慰められたりする気もして、少し笑えてくる。
ただ、二十歳の頃の自分では想像もできなかったような物事に取り組んだり、できることも増え、信頼できる大人達にも出会え、日々共に試行錯誤し笑い合い苦楽を共にできる仲間や親友にも恵まれたことを思えば、よくぞ真っ直ぐ、真っ直ぐ前を向いて進んでいってくれたものだと感心する。
良くも悪くも、本当に良くも悪くも純真無垢な、今の自分にとっての原石としての二十歳の自分。
視野も狭く、思考も浅く、頑固で真面目で純度百パーセントの自分。
そんな二十歳の自分に言える事など特に無く、ただあなたがあなたで在るために、今までもしてきたように、これからもしていくように、自問自答を繰り返し、進んでいく姿を眺めて居れたらいいなと思う。
そしてきっと、僕が歩んだ道とは違う道を見つけて進んでいくその姿に、これからの僕も励まされていたいと思う。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。成人の日、美しき二十歳の心に、幸多からんことを願って。