何かをより良くしていくという事は、常に自分の中に自身と不安が同居していくことだと思う。
自信があるだけでは進歩など無く、不安なだけでも進歩など無く。
自信が無ければ誰かにお披露目することも挑戦することも難しく、不安が無ければそれ以上の改善点を見つけることも難しい。
今この瞬間の自分を、次の瞬間超えていけるような、昨日はこっちだと思っていたものが今日には新しいこっちを思い付いていけるような、そういう目で、自分の作ったもの、書いたもの、撮ったもの、携わったものをじっと見つめる自分自身。
これを努力と誰かが言うかもしれないけれど、当の本人、僕はあなたはそうは感じていないような、そういうものを既にもしも見つけた僕かあなたか誰かはきっと、とっても幸せものだとやっぱり思う。
自信だけがあるような心にだって、不安だけで覆われたような心にだって、こっそり潜むその一滴を、掌に優しく乗せて「ほんとはね」って言葉で包んで渡す。そういう人のための、心のための優しさで溢れた世界で在れたら。
自信だって不安だって優しさだって、僕等の中に無限にあるわけじゃないのだから。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。限りあるのは命だけじゃないんだよなって、思ったんです。