今日の詩

踊ろう
僕等に夜明けが来るのなら

そんな約束ありきの夜の纏った悲しさに
気付かないまま更けてゆく時
明けてゆく闇

朝の気配を意識した夜
夜へと向かう朝の中

そのいずれにせよ
終わりという名の約束を
忘れて初めて生きる今

朝日を昼の木漏れ日を
夜に解けていく体温を
いつまで見過ごし生きていくのか

過ぎ去った果てしない自分は
何を答えるでもなく
ただ遥かな始まりで
こちらの事など知る由もなく
ただ夢中で泣いている
歌っている
踊っている

今の生き方を忘れていった少年少女
口に含んだ空気の味を確かめ目覚める今日の朝

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。生きているのは繰り返される毎日か、今日という、今という日か。