志の話

あなたの志は何かと問われて
答えられるだけのものを
あなたが運良く持っていたとして
果たしてそれを運良く快く
言葉でその掌で
伝えられる確率は
伝わっていくその幸運は
一体どのくらいなもんだろうか

志無く悩む人で溢れた世界で
限られた発見者たちはといえば
成功者に見定められ見誤られ
一喜一憂していたりして
社会はそうして誰も望まぬ方へ
もしかして転がっていっていたりして

あれ
志ってなんだっけって思い直して
悩み明け暮れ眠り目覚めて
また忘れてはわからないまま今日を息する
あなたで溢れた
僕で溢れた社会が向かう未来

それでいいんだっけ
このままでいいんだっけ
そこからやがて芽生える志
変わりゆく未来の方角
そんな奇跡を信じていたい

成功者は過去の産物
未来を作るのは過去の成功ではなくて
新しい志の向かう先だと信じていたい

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。志と共に進み続ける先で待つのは果たして何か。誰か。