味気ない会話を続けて時間を潰すくらいならば、いっそ自分に酔いしれ没頭し、エゴだなんだと揶揄する声も届かぬ遥かな自分の内側で、永遠にも感じる孤独と共に過ごした方が幸せなんじゃないかと思える真夜中。
長いあくびをした後にゆっくりぬっくり立ち上がり、夜道をひとり歩いていった先のいつか何処かで待つ誰か。そんな朧気な心地と共に、今日も明日に向かって歩く僕等。
作り続けていくことも、商い続けていくことも、何かに誰かに勤め続けていくことも、つまりは同じだなんて唱えてしまえたなら、きっと僕らは世の末までもテイクイットイージー等と言いながら、思いながら、ノラリクラリと生きていける。
大雑把な世界に疲れ果てたこの身が行き着く先が、結局は大雑把さであるならば、きっとここが既にその場所だろうと思えてしまう日もそりゃあって、そんな日にでも聴きたくなる歌、読みたくなる詩を、ちゃんと何処かに、部屋の、心の隅にでも持っておいて欲しい。
そんなことを思いながら、
呆れたリズムで、
それでも何とかやり過ごす日も、
あるということ。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。強い人でも、声の大きい人でも、頭がいい人でも、美しい人でも無く、ただちゃんと、優しく温かい人にこそ、幸せでいて欲しい。