束の間の詩

もういいかい
もういいよ

そのくらいのリズムで
愛していいかい
愛していいよ

許していいかい
許していいよ

誘っていいかい
誘っておくれよ

世界を複雑怪奇に
毎日を難解不落にしてしまう僕等の心よ
どうかもう少しだけ
例えばただもう一言だけを伝える余裕を
余白を時間を束の間をくれないか

望んでいるのは世界にではなく
実は自分に自分の心に
願っているのだと知りながら
目を閉じ息をしあなたを思う

冷たい風の中でも
軽やかに踊れるように

音のない夜道でも
希望の歌を口ずさめるように

心よどうかもう少しだけ
自由であれ

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。深さも重さも本当は無くていい。ただ大切に丁寧に、愛し合えればいいんじゃないかって。