「あなたにとって言葉とは?」という質問をされて、
その場ではよき答えが思いつけなくて、困った。
それにしても、いい質問だなぁと思う。
先週も、実は「あぁいい質問だなぁ」というひと時があったことを思い出す。
美しい問いを持ちかけてくれる人って、どうしてこんなに魅力的なんだろうか。自分では到底辿り着けない言葉遣いで、声色で、リズムで、呼吸で、意識の中にズドンとまっすぐ届く問う声と言葉。
いくつかのそれらを持ち歩き眺めるいつもの帰り道は、ちょっとなんだか心地も違って闇の中に答えを探してみたりして。
ぼんやりと考えながら深く深く潜っていった布団の先で見つけた朝日が「あぁ、そういうことかもしれない」と思える言葉をくれたりもして。
そんな夜の朝のその時の話を届けたくて、僕の人生はまた進んでいくのかもしれない。
本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。美しい問いに一番必要なのは案外、優しさだったりするんじゃないかと思ったり。