得体の知れない望み達

僕達は全てに絶望するには程遠く
楽観するにはまだ早い

そう思うに足る
明け方に吹いた風の物悲しさ
木漏れ日たちのそぞろ歩き

何かを諦めた人が居たとして
そこに絶望が必ず居るとは限らない

何かを始めた人が居て
その背中を希望が押したのだとも限らない

誰があの時僕の背中を押したのか
何があの時あなたの世界を塗り潰したのか

希望の絶望の姿かたちも分からないまま
僕等は時折叫び呼ぶ

希望の色は何色だろう
絶望の香りはどんなだろう

誰に教わるでもなく
絶望も希望も使い
今日も生きていく僕等

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。希望も絶望も、なんだか得体の知れない言葉だなぁと改めて。