風吹く僕ら

冷たい風が吹いて
僕は暫くひとりだったということを思い出す

ただ歩いていくには凸凹過ぎて
生きていくには難解過ぎる毎日で
忘れてしまったいつぞやのこと

暇潰しに眺める映像
遊ぶゲーム
送り合う相槌たち

流れているのは時間というより僕らの言葉
情報の波風立てる心地良さを知ってしまった人類

情報過多だと誰かが言う
その隣で愛だ夢だと語らい続ける僕あなた

一体何を導に何処へ征くなら
この風は止むだろうか
凌げるだろうか

誰も分からないまま
誰にも教わらないまま
風と共に今日も僕らはひとり征く

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。時代を今を吹き抜けていく僕ら。