寝て起きたなら
ああもう行かなきゃと思って起き上がる
今の自分に満足している内は
今の自分を驚かせてやれるような自分に果たしてなれるものだろうかとふと思う
それじゃあ驚きか満足か
そういう二択を僕らは人生の中で知らず識らずのうちに迫られているのかと考えれば
どちらかしか選べない選ばない人生だったとしたならば
それだけでもう十分につまらない人生のようにも思える
驚きと安心の両方を携えて
眠り起き過ごす毎日
それが何処に在るのかはわからないけれど
恐らくもうそれは僕らの中のどこかに確かに
あるんだろうなとも思う
あったんだろうなとも思う
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。果てしなく旅する誰しも、眠り起きるまでの束の間は、幼い頃から変わらず静かに優しく眠る。