久しぶりに、スーツを着て歩いている。
会社員だった事があるかと問われれば、あると答えはするものの、スーツを毎日来ていたのは大学を卒業してから勤め始めすぐ辞めた会社員生活の半年間しかなく、慣れないスーツを着た日は今も必ず足の裏とか腰回りとか肩とかが痛くなる。
それでも、スーツはいいもんだなぁと思う。
いや、スーツがいい、というよりは、スーツという普段とは違う種類のファッションが楽しい、ということかもしれない。
毎日を当たり前に彩る普段着たちの大切さ、素晴らしさはもちろんだけど、お気に入りの服や、たまに着る、僕にとってのスーツのような楽しさを纏わせてくれる、思わせてくれる服の有り難さを暫く忘れていたなぁと思う。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。テンションの上がる服を着て歩く。新しい靴を履いて歩く。それだけで世界がいつもと変わって見えるという魔法を、僕もあなたも知らず識らずのうちに習得済み、だったりして。