猫との話

猫が好きだ。
犬も好きだ。
鳥も好きだし亀も好きだ。
基本的に動物たちのことが好きだ。

なんで好きかと考えてみると、彼等とは言葉が通じないから、互いに無言のまま見つめ合うしか殆どやり取りをする方法がないからかもしれんと思った。

道端で寝転ぶ猫と、じーっとにらめっこをするあの時間は、なんというか美術館で絵画を見つめボーッとする時間と似ている気もする。

ただ動物たちは、よく動く。
何処かへ行ってしまったり近付いてきたりずっと一緒に居てくれたり。

わかり合っているかすらも分からないのに、いやそもそもわかり合うことなんて必要ないよと言わんばかりに、側に居てくれたりもする。

不思議なやっちゃなぁ、と道端の猫と言葉を交わす。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。こんなこと書いといてなんですが、僕は猫といるとくしゃみが止まらなくなります。それでも猫が大好きです。触ります戯れます。いいえ、猫アレルギーではありません。一生。でもできれば一緒に暮らすなら、犬がいいかな。