いつも使っているイヤフォンを忘れて家を出たことに改札前で気付く。 財布とか定期とか、そういう類いのものを忘れて家を出たのはいつぶりだろうと思い返しても、すぐには思い当たらないくらいには珍しいことで、少し自分に驚く。 まぁ […]
月別: 2021年8月
廃棄物と僕とあなたと
結局のところ、環境問題がどんなに改善、解決されていったとしても、人が人と暮らし、生きる限りにおいて、手を変え品を変え、誰かが誰かを貶めたり罵ったり傷付けることは無くならないんだろうか。 いやいやそんなことはきっとないよと […]
持ち寄り聞き合い話し合う今夜
本日は久しぶりにイベントです。オンラインですが、楽しみです。 podcastにしてもイベントにしても、基本的に準備はあまりしない方ですが、今回は書籍にまつわるイベントということもあり、何度か読んではいたものの、もう一度読 […]
僕にとっての社会や世界
シアトルに住む大好きな人が書いた絵がプリントされたTシャツを買った。届くのはきっと2週間後かもう少し後だろうか。 自由丁というブランドにせよ、今ある蔵前のお店にせよ、どうしたらもっと健やかに続けていけるのか、半永久的に続 […]
【予約受付中!】8/28 『CONTEXT DESIGN』著者 渡邉康太郎さんとのトークライブ開催!
8/28(土)19時〜、『CONTEXT DESIGN』の著者、渡邉康太郎さんをゲストにお招きする、オンライントークライブを開催します! 本イベントでは、「手紙とコンテクストデザイン」をテーマに、渡邉さんと自由丁オーナー […]
ワードデザインとは何か(初稿)
言葉で伝える機会というのは、生きていれば毎日必ずと言っていいほどにそこかしこにある。 言葉を扱うとき、当然のように僕らは伝えたいことを伝えるために言葉を考え、使うという前提に立っている。 けれどワードデザイン、「何かを言 […]
めくるページの歓びは
本を読む 思考する その営みの先 誰かへ語りまた本を開く 時折期せずして言葉の主と巡り合う そういう人生だったのかと我に返りふと思う 出会える人よりも出会えない出会わない人がずっと多い人生で 読む本よりも読まない知らない […]
伝えたいのは言葉ではなく
かなり悪い夢を見て、逃げるように目覚めた。早く忘れてしまいたい一心で、画面の中で誰かが話す面白い話や犬や猫たちの優しい光景を布団の中からしばらく眺める。 窓の外では雨が強く強くなっていく。起き上がり、キッチンへ向かい、お […]
大人の事情と美しいもの
なんでそこに置いたんだろうと、ある広告を見て思った。 今までもそこには色んな広告が張り出されていて、毎年同じブランドの新しい広告をそこで僕はよく見ているはずなのに、今年のものについてだけ、注意深く見ようと思って見たわけで […]
何時どんな時を意識して書くのか
書いていたら寝落ちしていた、なんてことが日常的にあるくらいには、書くことが僕の中には当然のように存在している。 書くということは、言葉を時間から開放してあげる行為でもある。 この文章も、僕が例えば「おはよう」とか「こんば […]
希望が背中を今日も押し
一通りやらなければならない仕事を片付けて、気分転換がてらあれをやろうこれをやろうと思って家を出て電車に乗り、カフェに訪れ、珈琲を頼んで席につき、ふうと一息ついて本を開く。 数ページ読み進めた後、久しぶりに顔を見たバイトの […]
ベンチは自分を定数にしてくれる
最近よく、というか比較的僕はよくベンチに座る方です。 お店の前にもそのうち小さなベンチを置けたらいいかもな、なんて思ったりもしています。 ベンチに座るということは、少し大袈裟に言えばその定位置から世界を見渡せるということ […]
窓ガラスの世界を小さな言葉たちで彩って
ここ最近ずっと、「どうやら窓という自由があるぞ」と気付いてしまいまして、もうそのことで頭が軽く一杯であります。 外を歩けばあの窓もこの窓もその窓も、すべてが白紙のノートのように思えて、もはや全部何か言葉を書かせておくれと […]
ノスタルジックアイスクリーム
思い出しては笑みになる人立ち止まり声になる空色にも表情があると思い出す アイスクリームが食べたくなるのは本当に季節のせいか 落ちていく甘さを掬う度心の内は暑さと共に何処かへと消えていって 足早に歩き去る人々の外冷たさと戯 […]
終わりと書いて希望と読む
終わっていく今日の確かさ訪れる明日の不確かさ ぷしゅーと鳴って閉じるドア昨日までの僕のおかげで挟まれることなく乗り込む今日の僕 明日もきっと今日のおかげで起きる歩く食べる笑うときに泣く 閉じては開くドアの音に驚くことなく […]
2021年、夏、東京
テレビに映った大勢の人。人から人へと日々流れ往く話。きっとこの先も、何処へ飛んでも私に付いてくる国の名のハッシュタグ。 一体私は何を勝手に知らぬ間に背負ったのだろうかと重くなった心に思う。何を勝手に言葉を話を吸い込んで、 […]