色んな人に会って、色んな話を聞いて、色んな景色を想像する。
その度に「あぁなんて世界は未知なんだろう」と思う。「あぁなんてみんな面白いん だろう」と思う。そして帰り道にふと、「あぁなんて僕は無知なのだろう」と思ったりもして、果てしなく自由を感じる。
一人で、代わり映えしない日々の中で、たとえ同じような景色を眺めていたとしても僕は、そこにある平和を眺めて言葉を紡いで、その中でしか見出だせない、美しい幸せを見つけるんだと思う。
大海を知らない井の中の蛙だって、きっと幸せを見出だせる。大海へ飛び出していった蛙も、きっとそうだろう。
いずれにせよ、選ばなかった選択肢、人生、物事、出来事、人、言葉への切なさをちゃんと抱えて、生きていけたらいいなと思う。だってその方が、深く深く、ひとつひとつに笑えて泣けて楽しめて、とっても豊かな喜怒哀楽に満ちた日々なんじゃないかと思うから。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。例えるなら今日も、いくつもの書き損ねた素晴らしい気づきや言葉、出会いや景色でできた原稿用紙に、僕は書いているんだ。